始まりと終わり。
2014年 08月 18日
仔犬たちが全員旅立ちました。
白菜の妊娠、出産、萌々の妊娠、出産・・・・
無我夢中で歩んだ日々でした。
いろんなこと満載、とてもいい時間でした。
最後にお届けした帰路は、腑抜けで、家に帰ったとたんに倒れこみましたね。(笑)
疲れた・・・というよりは、気が抜けた感じでしょうか。
至らない点は多々ありますが、日々わくわくとお待ちいただくオーナーに失礼のないように必死にお育てさせていただきました。
それでも、やっぱり生き物ですので簡単とはいかず、毎日心配と喜びの繰り返しでした。
母子ともに無事出産を終えたときにほっとしましたが、それからがまた始まりです。
生き物ゆえ、健康に健全に生まれることが当たり前と思ってはなく、そう生まれることはとても幸運なこと。
母犬にとっても出産は簡単なことでなく、まさに命を懸けて生んでくれるということ。
純血種という狭いプールの中で行うブリードというのはリスクを伴うのが当たり前のことだということ、健康な子が生まれて、一生無事に終えるということはものすごく幸運な事なんだということ、そこに覚悟を持って行い、健康に生まれ、母犬も何事もなく過ごせたらそれだけで感謝しなさいと日々教えられていました。
私が恵まれたことは、さまざまに犬にかかわる尊敬すべき人に囲まれていたことです。
そんな方々に囲まれ、助言を頂け、応援していただいてたことは本当に幸運なことだったと思います。
私ごときに真剣にアドバイスをくれたプロフェッショナルの方々に、
自分の子犬のように心配してくれる大事な友人のために、
私の手元にいる犬たちの子犬を望まれ一生お育てしていただける覚悟を持って希望されるオーナーさんに恥ずかしくないように、後悔されないように、
大げさではありますが私の命とプライドをかける心持ちで臨んだ数か月でありました。
できるだけ健康に、できるだけ明るい子になるように、できるだけ愛される子になるように、できるだけ、できるだけ・・・のことを持って旅立てるような子に・・・私にできることはすべて託そうと決めていました。
そこでまた私は恵まれていたわけですが、仔犬たちの持って生まれた健康、性格は皆素晴らしいものだったと思います。
私はそこに2か月でできる経験、管理をさせていただいただけでした。
それでも、最後の最後、オーナーにお渡しする数日前に早蕨(幼名ヒメマゴ)の目が怪我してしまいました。
眼球に傷がついてないことは救いでしたが、私がその時点でできることは、キャンセル、もしくは治るまでこちらで管理することでした。
ですが、オーナーは「ご自分のもとで治す」ということを希望されました。
その時点で治っていない以上はイイ事も悪いことも未来のことは「かもしれない」の仮定であること、今できる限りのことはさせていただきましたが、これからかかるかもしれない金銭も、お手間もかけさせることに心苦しい思いもありました。そのことをお伝えしてもオーナーの決意は固かったので、その思いを信じ、良い結果を願い送り出させていただきました。
この件があり、早蕨以外の子犬同士も自由に遊ばせることが怖くもなりましたが、それを避けていてはきょうだい同志で過ごす期間のの大事な社会化ができないでしょう。玉菜のようにひとりっこであれば、それは仕方ないことですがせっかくいるきょうだい同士を隔離するようなことはできず、数日間でしたがここもまた葛藤の連続でした。
健康に生まれてもたった二か月でこんな事故があること、これもまた生き物故の怖さだと実感するできことでした。
遠いところお疲れになりながらお迎えいただき旅立った早蕨は、新しい暮らしに慣れながらルールを覚えつつ奮闘しています。
その他の子犬たちも新しい暮らしにミニ怪獣化していく月齢を迎えつつ、少しづつ少しづつ絆を深めていらっしゃるようです。
たくさんの方々の愛に包まれ、子犬たちは旅立ちました。
きっとこれから、それ以上の愛を溺れるほど与えられながら過ごしていく彼らです。
オーナー様方、お渡しした瞬間から私にできることは限られるわけですが、困った時にはいつでも相談してください。
でき得る限りのことはさせていただきます。
そして、これまで応援してくださった方々、叱咤激励してくださった方々、心の支えになってくださった方々、
全ての面に関して私にかかわってくださった方々、
この場を借りてお礼申し上げます。
本当に本当にありがとうございました。
言葉では表しきれないほどの感謝をさせていただいています。
本当に本当に本当に ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記: すみません・・・さぼり魔なので・・・前回書いた那岐のお話の後の子犬たちの旅立ちは随時アップしていこうと思っていますのでゆっくりお待ちくださいませ。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
白菜の妊娠、出産、萌々の妊娠、出産・・・・
無我夢中で歩んだ日々でした。
いろんなこと満載、とてもいい時間でした。
最後にお届けした帰路は、腑抜けで、家に帰ったとたんに倒れこみましたね。(笑)
疲れた・・・というよりは、気が抜けた感じでしょうか。
至らない点は多々ありますが、日々わくわくとお待ちいただくオーナーに失礼のないように必死にお育てさせていただきました。
それでも、やっぱり生き物ですので簡単とはいかず、毎日心配と喜びの繰り返しでした。
母子ともに無事出産を終えたときにほっとしましたが、それからがまた始まりです。
生き物ゆえ、健康に健全に生まれることが当たり前と思ってはなく、そう生まれることはとても幸運なこと。
母犬にとっても出産は簡単なことでなく、まさに命を懸けて生んでくれるということ。
純血種という狭いプールの中で行うブリードというのはリスクを伴うのが当たり前のことだということ、健康な子が生まれて、一生無事に終えるということはものすごく幸運な事なんだということ、そこに覚悟を持って行い、健康に生まれ、母犬も何事もなく過ごせたらそれだけで感謝しなさいと日々教えられていました。
私が恵まれたことは、さまざまに犬にかかわる尊敬すべき人に囲まれていたことです。
そんな方々に囲まれ、助言を頂け、応援していただいてたことは本当に幸運なことだったと思います。
私ごときに真剣にアドバイスをくれたプロフェッショナルの方々に、
自分の子犬のように心配してくれる大事な友人のために、
私の手元にいる犬たちの子犬を望まれ一生お育てしていただける覚悟を持って希望されるオーナーさんに恥ずかしくないように、後悔されないように、
大げさではありますが私の命とプライドをかける心持ちで臨んだ数か月でありました。
できるだけ健康に、できるだけ明るい子になるように、できるだけ愛される子になるように、できるだけ、できるだけ・・・のことを持って旅立てるような子に・・・私にできることはすべて託そうと決めていました。
そこでまた私は恵まれていたわけですが、仔犬たちの持って生まれた健康、性格は皆素晴らしいものだったと思います。
私はそこに2か月でできる経験、管理をさせていただいただけでした。
それでも、最後の最後、オーナーにお渡しする数日前に早蕨(幼名ヒメマゴ)の目が怪我してしまいました。
眼球に傷がついてないことは救いでしたが、私がその時点でできることは、キャンセル、もしくは治るまでこちらで管理することでした。
ですが、オーナーは「ご自分のもとで治す」ということを希望されました。
その時点で治っていない以上はイイ事も悪いことも未来のことは「かもしれない」の仮定であること、今できる限りのことはさせていただきましたが、これからかかるかもしれない金銭も、お手間もかけさせることに心苦しい思いもありました。そのことをお伝えしてもオーナーの決意は固かったので、その思いを信じ、良い結果を願い送り出させていただきました。
この件があり、早蕨以外の子犬同士も自由に遊ばせることが怖くもなりましたが、それを避けていてはきょうだい同志で過ごす期間のの大事な社会化ができないでしょう。玉菜のようにひとりっこであれば、それは仕方ないことですがせっかくいるきょうだい同士を隔離するようなことはできず、数日間でしたがここもまた葛藤の連続でした。
健康に生まれてもたった二か月でこんな事故があること、これもまた生き物故の怖さだと実感するできことでした。
遠いところお疲れになりながらお迎えいただき旅立った早蕨は、新しい暮らしに慣れながらルールを覚えつつ奮闘しています。
その他の子犬たちも新しい暮らしにミニ怪獣化していく月齢を迎えつつ、少しづつ少しづつ絆を深めていらっしゃるようです。
たくさんの方々の愛に包まれ、子犬たちは旅立ちました。
きっとこれから、それ以上の愛を溺れるほど与えられながら過ごしていく彼らです。
オーナー様方、お渡しした瞬間から私にできることは限られるわけですが、困った時にはいつでも相談してください。
でき得る限りのことはさせていただきます。
そして、これまで応援してくださった方々、叱咤激励してくださった方々、心の支えになってくださった方々、
全ての面に関して私にかかわってくださった方々、
この場を借りてお礼申し上げます。
本当に本当にありがとうございました。
言葉では表しきれないほどの感謝をさせていただいています。
本当に本当に本当に ありがとうございました。
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追記: すみません・・・さぼり魔なので・・・前回書いた那岐のお話の後の子犬たちの旅立ちは随時アップしていこうと思っていますのでゆっくりお待ちくださいませ。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
by velvetmomon
| 2014-08-18 09:43
| baby